カジノの本場と聞いてマカオを思い浮かべる人も多いことでしょう。
マカオに旅行に行くのであれば、せっかくであれば本場のカジノを楽しんでみたいものです。
しかし行くからには、事前に遊ぶ際のルールやマナーについて最低限でも身につけておくことが求められます。
まずドレスコードについてですが、服装について厳密なきまりやルールがあるわけではありません。
しかしある程度のドレスコードを着用することは設けられているため注意が必要です。
サンダルや衣類の着崩しなどのあまりにもラフな格好の場合には、入店を断られてしまう可能性が考えられます。
男性の相応しい服装としては、襟付きのシャツに長ズボン、靴が一般的な服装です。
タキシードなどのきっちりとした服装でなければならないわけではありませんが、できる限りきっちりとした格好の方が、店側の対応も丁寧になるため、できれば正装していくことが望ましいです。
注意しなければならないことは薄着でいくことと言えます。
室内はエアコンは強めに設定されているため、薄着だと寒くてゲームに集中できなくなってしまう可能性も考えられます。
薄着でいく場合には、羽織るものを1枚持っていくと安心です。
女性の相応しい服装はワンピースや、半袖のブラウス、スラックスなどが一般的な恰好です。
同じようにかなり室内が冷えるため、女性の場合にはとくに露出を避けた方が安心です。
年齢については、マカオの法律により21歳未満の入場は禁止されています。
入場する際にパスポートを見せなければならないわけではありませんが、万が一違反が発生した場合には、日本円で約1万2000円から12万6000円ほどの罰金が発生する可能性があります。
入り口では年齢確認を行う施設もあるため、入場する際にはパスポートをコピーして持ち歩いておくと安心です。
ゲームで遊ぶためには、香港ドルをチップに換えなければなりません。
テーブルゲームで遊ぶ場合にはテーブルのディーラーに現金を渡しチップに換えてもらうことができるでしょう。
このような場合には、交換したチップの一部をディーラーに渡すのが一つのマナーとなっています。
フロア内でも日本円から香港ドルに両替することもできますが、レートはよくはないためフロアに入場する前に街で両替しておいた方がよいでしょう。
基本的には24時間利用することができますが、施設により営業時間が制限されている場合もあるため、自分が遊ぶ施設の営業時間についてはよく確認しておく必要があります。
予算の目安としては、カジノはギャンブルの一つであり、それなりの資金がなければ楽しむことはできないでしょう。
ある程度ゲームを楽しみたい人や初心者、費用を抑えたい場合には10万円以下の費用を目安にしておきましょう。
どちらかというと運要素のゲームであるため、必ずしもプラスで終わるわけではありません。
ゲームに熱中しているうちに、知らない間に負けが込んでしまう可能性もあるため、うまく資金をコントロールすることが大切です。
マカオでは多くの施設でゲームをプレーすることができますが、一番の人気施設となっているのが、ザ・ベネチアンマカオリゾートホテルです。
マカオのカジノといえばこのホテルを思い浮かべる人も多く、2007年8月末にオープンした、高い人気を誇る巨大リゾートです。
ベネチアの街並みをモチーフにつくられたホテルで、館内には銀河も流れていて高級感のある美しい景色が一つの魅力です。
内装も高級感あふれ、華やかなデザインやロビーに飾られた膨大な数の絵画も必見です。
館内にはそのほかにもフィットネスセンターや屋外プール、ナイトクラブやゴルフコースなど多くの施設があり、子供用に作られたプールや遊び場など、ファミリーで楽しむことができるでしょう。